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地温探査

1m深地温探査

【原 理】

1m深地温探査はその名が示すように地表から1mの深さにおける地中の温度を測定し、得られた温度分布により熱源や地下水脈の平面分布を推定する探査法です。
地表の温度は気温によって左右されますが、地下1mにおいては1日の気温の変化による影響をほとんど受けません(年単位では大きく変化します)。
地下水が集中的に流動している箇所、いわゆる「水ミチ」周辺の地温は、夏は地下水が周囲の熱を奪っていくため「水ミチ」周辺の地温は低くなり、冬季には地下水のほうがその周囲より温度が高くなりますので「水ミチ」周辺の地温は高くなります。この温度差を利用することで地下水の流動経路を推定することができます。

【測定方法】

測点上に径30mm程度の鉄棒などで深度1mの穴を穿ち、その後に1m深地温探査用の温度計を用いて地中温度を測定します。

【特徴・適用限界】

1m地温と流動地下水の温度との差が2.5℃以上あることが望ましく、厳寒期や厳暑期などに探査時期を設けるのが有効です。また、測定結果に対しては必要に応じて高度補正や基準時からの温度の偏差補正を行います。
尚、測点配置は直線状や格子状に配置するのが通常です。

■地温探査 測定概念図
地温探査 測定概念図
■地温探査 探査事例(1)
地温探査 探査事例(1)
■地温探査 探査事例(2)
地温探査 探査事例(2)